順調に回復するはずが…
オペ翌日の3日目。朝10時ごろ,消毒のためにオペ後の胸についに初対面。
思ったより内出血だらけで乳首もグッタリしてて生々しかった・・・。しかし全く痛みはなく、痛みどころか、消毒してもらった時の感覚もほとんどありませんでした。

この日の昼食は、入院して初めての病院食でした。事前に日本食がいいかタイ料理がいいか、タイ料理の場合はパクチーは食べられるか聞かれます。 タイ料理がいいと答えたので,タイのお粥(ジョーク)が出てきました。 病院食のわりにニンニクとパクチーが強くて美味しかったです。肉だんごのようなものが入っていました。
給仕のスタッフの方に「ジョーク美味しいです」と言うと「ありがとう」と答えてくれました…が,このやりとりのせいか以降の病院食はほとんどが(いろんな味の)ジョークになってしまいました。具は肉団子だったりキノコだったり鶏肉だったりいろんなジョークを食べました。

術後の状態についてですが、左胸にわりと体液が溜まってるらしく,ナースが頻繁に見に来る。iPhoneで写真を撮られる。一眼でも撮られる。
ガモン医師も診に来て「マイペンライナ~ダイジョウブ~」と言われましたが,やはり次の日に再手術をすることになってしまいました。 血腫が出来てしまって体液の排出も滞っているらしく、「自然に無くなるけど再度オペで取り除いたほうが治りも早いので」と日本人のスタッフの方から説明を受けて,血腫除去のための再手術が決定しました。

4日目。朝から絶食して、胸オペのときと同じような流れで実施。 このときも全身麻酔です。

強い痛みもなく無事に終わりましたが,ほぼ丸3日ベッドで横になっていたのでなんとなく脚の筋力の衰えを感じていました。
また,麻酔からの回復にも体力を使ったような感覚があり「オペは体力がある若いうちにすべき」ということを肌身で感じました。
ドレーンを付けたまま退院、市内ホテルへ
5日目。再手術翌日,順調にいけばドレーンを抜いて退院→ホテルに移動の予定でしたが,ドレーンはまだ脇から生えています。
バンコク市内のそれなりに良いホテルを予約していたことを日本人のスタッフの方に伝えると,ドレーンをつけたままなんとか退院させてくれることになりました。
ドレーンを着けたままでも移動できるよう、斜め掛けの袋を貸してくれました。そういえばガモンの周りはこの袋を下げたFtM、MtFの方が何人か歩いていました。

袋を下げて、Grab taxiで市内のホテルに移動しました。


この日は大晦日だったのでガラディナーというビュッフェパーティがありました。東南アジアの一定以上のグレードのホテルでは、大晦日にガラディナーというイベント付きの食事が標準装備らしく、僕が泊まったホテルも拒否権はなく、1人あたり1万円ほどのガラディナー代が掛かりました。拒否権なしということもあり、行く前は少し憂鬱でしたが、食事が本当に豪華で驚きました。



食後はホテルのテラスバーでカウントダウンをして、市内の各地で上がる打ち上げ花火を眺めることが出来ました。予想以上に海外で年越しを満喫することが出来て、 いいホテルにしておいて本当に良かったと思った瞬間でした。
ちなみに、ホテルの予約はagodaを使いました。東南アジア旅行系のYoutuber達が散々agodaを愛用していたので。笑 三ツ星ホテルだったのですが、おかげで安く予約できました。
6日目。サイアムやラチャダーナイトマーケットなどを観光しましたが、体力がまだ戻っていなかったり,ドレーンを付けているという制限のせいか,身体が思うように動きませんでした。 休みながら歩きましたが脚が浮腫んで重くなり,精神的にもかなり参っていました。
今思えば、入院中に点滴で入れてもらっていた痛み止めの効果が切れていたせいかもしれませんが、、、
このとき,胸はちゃんとなくなるのか?休み明けに仕事に無事復帰できるのか?と,かなり不安が募っていたのを覚えています。ですが、年末年始の海外旅行のテンションでなんとか乗り切れた気がします。
【続き】乳首縮小の様子はこちら
【後編・乳首縮小~帰国まで+まとめ】
ナイトマーケット観光、費用なども紹介
前回はこちら
タイで自己手配で胸オペをしてきました。【前編・タイ到着~オペまで】
オペの手配からオペ当日まで。
一部の写真は有料にしています。。
再手術のときの傷口や退院時の写真もあるのですが、あまりにも生々しいのでここには載せておりません。
ガモンホスピタルのスタッフの方にせっかく沢山撮ってもらったので、こちらのサイトに掲載させて頂きました。もう少し具体的に見たいという方は、ご購入ください。
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